クリニックの集客方法について|集患のアイデアや広告手法

クリニックの集客力を高める手段は数多くあります。クリニックを患者に選んでもらうためには、クリニックのことを広く宣伝しなければいけません。特にクリニック開業時はネットとネット以外の両方で、集客を目的とした効果的な広告戦略を展開する必要があります。


そこでクリニックの集客力を高めるためのさまざまな手段について紹介します。

クリニックの集患(集客)手段とは?

現代のクリニックが患者を集客するのにネットは欠かせません。そこでまずネットを有効活用した集客手段5選を紹介します。

公式サイト(公式HP)

現代のネット環境が整備された社会において、公式サイト(公式HP)はクリニックの顔です。患者が体調不良でクリニックの受診を検討する際、ネットで検索してクリニックの公式サイトを探すことが多々あります。なぜなら公式サイトを閲覧し、クリニックに関するいろいろな情報を得ようとするからです。


その際に知りたい情報を得られるかどうかがクリニック選びのカギなので、公式サイトをしっかりと充実させれば集客できます。クリニックの概要・外来の診療科・診療時間・アクセス方法・予約方法など、クリニックの公式サイトにはたくさんの情報を掲載するのが一般的です。公式サイトには、どんなクリニックなのかを患者に知ってもらう役割があるため、集客においてとても重要な手段の1つです。


もしも公式サイトの開設を怠れば、ネットからの集客はほとんど望めません。なぜならネット上にクリニックの公式情報がないため、患者に選んでもらえないからです。ネットを有効活用してクリニックのことを広めたいなら、まず公式サイトの開設が最優先です。

口コミ

ネットはさまざまな情報が飛び交いますが、それらの中で侮れないのが口コミです。単に公式サイトを閲覧しただけでは、実際に受診した患者の本音を知ることはできないので、多くの人がクリニック選びの際に口コミを参考にしています。口コミを重要視する人も多い為、ネットで良い口コミが拡散するように仕向けることで、クリニックへの受診を決めてもらいやすくなり、集客につなげることができます。


良い口コミを拡散させるには、口コミが掲載されるポータルサイトに登録したり、SNSを活用したりなどの手段があります。ポータルサイトによっては口コミに返信できるので、丁寧な対応をすればより好印象を与えることができます。

ネットからクリニックを探す患者に「良さそうなクリニックだ」と思ってもらえれば、来院する可能性が高くなります。良い口コミの拡散は集客力アップに効果的な方法です。

SEO、MEO対策

たとえクリニックの公式サイトを開設しても、患者が検索した際にヒットしなければ意味がありません。それでは公式サイトがあっても集客アップにはつながりにくくなります。そこで重要となるのがSEO・MEO対策です。

SEO・MEO対策とは、検索の際にサイトが少しでも上位に表示されるように工夫することです。上位表示されればそれだけ患者にみつけてもらいやすいので、結果的に集客力をアップさせられます。


SEO・MEO対策は複雑で知識が必要となる部分もあるので、クリニック向けのSEO・MEO対策業者に依頼するのもおすすめです。いろいろな業者があるので、比較や評判を参考にするとクリニックに合った業者を見つけることができます。業者へ支払う費用は発生しますが、集客力がアップすれば患者の増加につながり、費用対効果が見込めます。


クリニック探しをする際にネット検索はとてもポピュラーな手段なので、集客を充実させたいならSEO・MEO対策は欠かせません。しっかりと力を入れていきましょう。

ポータルサイト

口コミの項目でも少し触れましたが、クリニックの情報を掲載するポータルサイトも集客で注目したいサービスです。ポータルサイトに登録すればすぐ集客できるほど単純ではないものの、患者の目に留まりやすくなります。


クリニックのポータルサイトは、通常の検索と比較してより細かく条件を指定した検索が可能です。エリア・診療科目・診療時間・駐車場の有無・カード払い可など、さまざまな条件を指定して患者が検索します。もしも患者の指定した検索にクリニックがすべてヒットすれば、そのまま受診を決める可能性があります。


仮にSEO・MEO対策不足で通常の検索結果が上位表示されなくても、ポータルサイトなら関係ありません。条件さえマッチすれば集客を見込めます。また良い口コミばかりが投稿されていれば、口コミを見て受診を決める場合があります。


ポータルサイトだけでは集客力が不十分なので、それだけに頼るのはお勧めできません。ただ効果を期待できる面もあるので、クリニックのポータルサイトに登録することをおすすめします。

広告

クリニックのことを広く宣伝したいなら、広告を出すのが効果的です。広告を出したことでクリニックの名前が広く知れ渡るケースは枚挙に暇がありません。特に開業して間もない頃は無名なので、患者にはほとんど知られていない状態です。その状態でただ待っていても患者はきてくれないので、広告を出してクリニックがあることを1人でも多くの人に認識してもらう必要があります。


多くの人が日常生活の中でネットを利用していますので、ネット広告による集客効果には十分期待できます。たとえば検索キーワードに対応してテキスト広告を表示するリスティング広告や、検索結果の広告スペースに表示されるディスプレイ広告などが一般的によく利用されています。またSNS広告を出すのも、ネットを利用した広告の一環です。


これらの広告を出してもクリニックを訪れる患者数が増加するとは限らないものの、広く宣伝すればいずれ効果が出てきます。ネット利用者は非常に多いので、積極的に行いたい集客手段です。

クリニックの集患(集客)にお勧めの広告

まずネットを有効活用したクリニックの集客について紹介しましたが、ネット以外にもお勧めの広告があります。そこでネット以外のクリニックの集客手段6選を紹介します。

電柱広告、消火栓広告(道案内)

クリニックのことを患者を含めて多くの人に知ってもらうのに、道案内も兼ねた電柱や消火栓広告はお勧めです。スペースは限られていますが、クリニックの名前・道案内・電話番号・診療科目など、クリニックに関する必要最低限の情報をコンパクトに掲載できます。余計な情報は省いて掲載しますので、誰にでもわかりやすいのが特徴です。集客までに時間はかかりますが、その分確かな効果を見込めます。


電柱や消火栓広告は、街中でパッと目立つのが良いところです。何色か使って広告をデザインしますので、遠目からでもよくわかります。特に「このあたりにクリニックはないだろうか」と探している人の目に入りやすいです。


またクリニックの場所がわかる地図や「直進」や「ここ入る」などの道案内も兼ねているため、来院する際に迷ってしまった患者のサポートにもなります。長期間に渡って広告を出すと集客効果が高まりますし、継続して集客したい場合に真っ先に検討したいネット以外の集客手段です。

もし、「近所で出せる電柱広告・消火栓広告を探したい」ということであれば、BIZPA(ビズパ)の電柱広告・消火栓広告の検索機能がおすすめです。

上の写真のように、地図上から電柱広告と消火栓広告を簡単に探すことができます。自分の店舗近くや商圏範囲内でどこに広告が出せるのかを探すことができるので、電柱広告・消火栓広告の掲出を検討されている場合はとても便利です。BIZPAへの無料会員登録後には、価格の確認や出稿までの詳細情報の確認ができるようになります。問い合わせもスムーズにできるので、電柱や消火栓への広告出稿を検討したいと思っている方は、会員登録をおすすめします。

BIZPAで電柱広告・消火栓広告を見てみる

屋外看板

クリニックの屋外看板は、電柱や消火栓広告よりも大きなサイズで広告を出せるのが魅力です。特に意識していなくても目に入る大きなサイズの屋外看板は、クリニックを広く宣伝するのに効果的です。


大きなサイズなので、クリニックの情報をたっぷりと詰め込むことが可能です。診療時間をわかりやすくまとめた表を掲載したり、どんな症状の時に受診すれば良いのかの例を掲載することができます。


特に信号待ちする機会がある大きな交差点や、人通りの多い道路の脇にクリニックの屋外看板を設置すると期待以上の集客効果になる場合があります。また車の交通量が多い道路の脇に設置すれば、広いエリアをカバーして集客できます。


いざ患者に体調不良の症状が出た時、屋外看板の記憶が残っていれば受診を前向きに考えてもらえる可能性があります。クリニックの情報を知らせる屋外看板には、それぐらいのインパクトがあります。大勢の人にクリニックの存在を知ってもらえるオフライン広告です。

駅看板、駅広告

ホームで電車を待っている人や駅構内を歩いている人の目に留まりやすいのが、クリニックの駅看板や駅広告です。電車は多くの人が利用する公共交通機関なので、看板を設置したり広告を出す効果は侮れません。


ただ駅に来る人は電車で移動するのが本来の目的なので、長時間は滞在しません。ですからクリニックの駅看板や駅広告は、一目見ただけでクリニックのことがわかる内容が望ましいです。

たとえば具体的な治療内容をシンプルなデザインで伝えたり、強みを大きな文字で強調して表示するとクリニックの情報が一目で伝わりやすくなります。さらに看板の内側から照明を当てられる電飾看板やスポットライトを有効活用した間接照明看板など、ライトを使うことでも看板を目立たせられます。


わずかな滞在時間の中で、人の意識をしっかり引きつけないといけません。効果的に引きつけられれば、クリニックへの集客につながります。

また複数の路線が乗り入れるターミナル駅などは特に人がたくさん集まるので、駅看板や駅広告を出すのにおすすめのスポットです。

フリーペーパー

地域に根差したクリニックを目指して集客を試みるなら、フリーペーパーへの掲載について前向きに考える必要があります。大手の新聞と比べれば発行部数は少ないですが、だからといって広告を掲載した際の集客効果が小さいとは限りません。むしろフリーぺーパーは読者にじっくりと読まれる傾向があるため、地域に住む人々を着実に集客できます。


体調不良で何らかの症状が表れた患者は、よほどのことがない限り自宅近くのクリニックを探します。自宅近くなら移動が楽なので、初診の後も安心して通院できるからです。クリニックを開業した時にフリーペーパーに広告を掲載しておけば、患者が受診を検討した時の選択肢に入る可能性があります。


クリニックは数多くあるので、フリーペーパーに掲載されたからといって確実に受診してくれるとは限りません。ただフリーペーパーの場合はインタビュー記事を掲載してもらえたり、クリニックのことを深掘りしてもらえることが多いです。フリーペーパーは地域に住む人々にしっかりとアピールできます。

ポスティング

開業した挨拶をするのにポスティングで告知するのは、クリニックの集客において効果が期待できる手段です。ポスティングをすれば、クリニックについてじっくりと吟味してもらいやすくなります。


ポスティングしてもすべての人に読んでもらえるわけではないですが、隅々まで目を通してくれる人も中にはいます。そして、ポスティングしたのが発端となってクリニックに来院してくれるかもしれません。来院の可能性を高められるので、ポスティングには必要な情報を余すところなくしっかりと掲載しましょう。


開業日・挨拶文・電話番号・住所がわかる地図・診療時間などは欠かせない情報です。これらの情報を掲載しておけば、いざという時に受診の決め手となります。


もしも「まだ全然認知されていない」「クリニックがあることを多くの人に知って欲しい」と考えた場合は、集客のためにポスティングを行うのがおすすめです。

チラシ折込

クリニックの開業はもちろんリニューアルした場合などは、チラシ折込で多くの人に知ってもらうことができます。チラシ折込のメリットは、チラシを必ずチェックする人の目に留まる点です。


今はデジタル情報が重視されがちですが、アナログのチラシ折込をチェックする人も少なからずいます。特に主な情報収集の手段が新聞の人は、チラシ折込にも目を通すことが多いです。そもそも若い世代は新聞を取らない人が多いのでどちらかというとシニアや主婦層へのアプローチに効果が期待できます。


特にシニアの利用が目立つクリニックの場合は、チラシ折込による集客効果が出やすいです。一目見て内容がわかるチラシ折込を制作し、シニア層の集客を強化しましょう。

集客手段として折り込み広告を検討するなら、BIZPA(ビズパ)がおすすめです。

全国各地にある数多くの折り込み広告を網羅的に検索することができます。無料の会員登録後、価格をすぐに確認することができるので、集客において重要な判断スピードを上げる事もできます。BIZPAでは、その他折り込み広告以外にも、集客手段として使える様々な広告媒体を掲載しています。集客手段を総合的に検討できるサービスなので、ぜひ使ってみてくださいね。

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まとめ

クリニックの集客力を高められる、さまざまな手段について紹介しました。オンラインとオフラインの2種類に分けて紹介しましたが、どちらも覚えておきたい集客手段です。


公式サイト(公式HP)開設やネット広告などは今の時代には欠かせない集客手段ですし、駅看板・駅広告やポスティングなども確かな集客を見込めます。


多くの患者から選ばれるクリニックを目指し、集客にしっかりと力を入れることが大切です。

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