交通広告って何?その種類や効果測定の方法について解説!

交通広告は電車やバス・タクシーなど交通機関やその施設を利用して行う広告のことを指すOOH(Out Of Home)の一種です。様々な交通広告がありますが、そのほとんどが一度の広告出稿で多くの消費者へアピールできる広告効果の高いメディアです。

多くの人に自社の商品・サービスをアピールできる交通広告ですが、利用する交通機関によってリーチできる消費者の数や層に違いがあります。比較的他の広告手法より費用が高くなることもあり、広告出稿前に利用する媒体とターゲッティングをしっかり行うことが重要です。

ビズ男
(初心者)

電車の「中吊り広告」とか言われているものとかですよね。

週刊誌の広告をよく見るイメージがありますね。

ビズパ
先生

中吊り広告は2~3日で入れ替わることが多いですからね。

時事性の高い広告の掲出に向いているため、週刊誌などの広告が多くなるそうです。

ビズ菜
(ベテラン)

車内で広告を見て、駅で雑誌を買うっていう一つの動線がデザインされていますよね。

満員電車の場合、ただ上を見上げてることしかできないので、私は毎日車内の広告に助けられています(笑)

ビズ男
(初心者)

確かに、手持無沙汰な状況だと広告を隅々まで見てしまいますよね。

移動時間に受動的に目に入る広告って結構いいかもしれないですね。

ビズパ
先生

ビズ男さんのおっしゃる通りですね。

公共交通機関を利用した交通広告は視認性や信頼性など、広告出稿する企業にとって有難い特徴を多く兼ね備えています。

ビズ男
(初心者)

そういえば、OOHって何ですか?

あまり聞きなれない言葉なんですが…。

ビズパ
先生

OOHはOut Of Homeの頭文字を取ったものです。

オンライン広告やテレビ・新聞などのマスメディアとは違った屋外で視認される広告物の総称です。

交通広告とは

交通広告とは、電車・バス・飛行機・タクシーなどの交通機関やその施設を利用して掲出する広告物全般のことを指すOOHの一種です。

交通広告としては、電車内の中吊り広告などが有名ですが、最近では駅・空港・停留所などの施設や、電車・飛行機・タクシーなどの交通機関内でもDOOH(デジタルサイネージ)の利用が普及しつつあります。多くの消費者へ一度にリーチできる広告媒体として、昔から多くの企業に利用されています。

その他のOOHと比較すると規模が大きくなることが多く、広告掲出に必要なコストも大きくなりがちですが、最近では規模や期間などを縮小しコストを抑えて広告出稿が可能な交通広告も増えてきています。

ビズ男
(初心者)

タクシーの座席前には大体DOOHが付いてますよね。

僕はずっと商談ツールや管理ツールなど、「BtoBのサービス」の広告が流れているイメージがあります。

ビズパ
先生

タクシーは経済的に余裕があり、企業の経営層が利用することが多いですからね。

意思決定の多い経営層に対して宣伝が効果が高いためではないでしょうか。

ビズ男
(初心者)

無意識に見ていましたけど、しっかりターゲッティングがされているんですね。

最近では電車でもDOOHを見ることが増えてきましたよね。

ビズパ
先生

停車駅の案内などには少し前からDOOHが利用されていましたね。

車内カメラとDOOHを利用した広告出稿サービスなんかも出てきているそうですよ。

ビズ菜
(ベテラン)

交通広告にもたくさんの種類がありますよね。

広告出稿の費用対効果を最大化するためには、正しいメディアを選ぶことが重要ですね。

交通広告の種類

交通広告は露出度の高い広告として多くの企業に利用されていますが、その種類は多岐に渡ります。

交通機関そのものを利用した広告にも、利用している消費者へアピールする車内広告と近隣住民へアピールする車外広告があり、交通機関が停留する施設を利用した広告も交通広告の一種とされています。

それぞれ交通機関や広告媒体によってリーチできる層が違うため、自社の商品・サービスに最も適しているものを選定することが重要です。

電車・駅

交通広告として最も多く利用されている電車内への広告出稿ですが、車内・車外・駅構内などを含めると、広告出稿が可能な媒体は数多く存在します。

車内で最も視認性が高いと言われているのが中吊り広告で、その他にも窓上広告、ドア横広告、ドアなどに掲示できるステッカータイプの広告などがあります。

最近では中吊りやドア上の部分にデジタルサイネージを設置し、DOOHとしての広告出稿が可能なサービスを提供しているものもあります。

駅構内を利用した交通広告としては、看板広告や壁貼り広告、柱に巻き付けるアドピラーや、床を利用したフロア広告などがあり、DOOHの設置個所も増加傾向にあります。

電車や駅を利用した広告は、多くの人に認知される視認性が高く、通勤・通学など毎日同じ施設・電車を利用する人が多いため反復性も高い広告手法です。

ビズ男
(初心者)

交通広告と言えば電車、ですよね。

改めて考えてみると、通勤・通学に特化した広告掲載が多いようにも感じますね。

ビズパ
先生

平日の利用者の多くは通勤・通学での利用ですからね。

通勤・通学で利用している人は、毎日同じ広告を見ることになりますので、比較的広告内容が記憶に残りやすい媒体と言えます。

ビズ菜
(ベテラン)

規模が大きいため費用は大きくなりますが、沿線上にある施設などでは高い広告効果が期待できますよね。

ちなみにビジネスシーンでの利用が多い、かつ、企業の決裁者が利用することが多い新幹線への広告出稿は高い広告効果が期待できると言われています。

バス・停留所

電車を利用した交通広告同様、車内への広告出稿も広く利用されていますが、車体の側面や後部を利用した車外広告も、地域住民にアピール力の高い交通広告として注目されています。

電車を利用した広告出稿と比べ、掲出量が少ないこともあり費用を抑えた広告出稿が可能な点も特徴の一つです。

運営会社や路線によって料金体系も大きく異なりますが、中には一か月間という短期間だけ広告出稿が可能なものなどもあり、限定されたエリアへアピールする場合に効果が高い交通広告と言えます。

ビズ男
(初心者)

バスを利用した広告って実はあまり選択肢になかったです…。

特徴を改めて聞くと、とても使いやすそうな広告媒体ですね。

ビズパ
先生

バス広告は車内で行うか車外で行うかでターゲッティングが大きく異なると言われています。

日常的にバスを利用する層は、電車と違いシニア層が多いそうです。

ビズ男
(初心者)

確かに、シニアの方が通われる施設はバスで行きやすい場所に作られる場合が多いですもんね。

でも、だったら車内も車外もシニア層に向けて宣伝広告が一番効果が高くなるんじゃないですか?

ビズパ
先生

もちろんバスに乗り込む人は車外広告も目にしますが、車外広告は走行中や信号待ち、停留所での停車中などに近隣住民にアピールしやすい点が大きな特徴です。

つまり車外広告はシニア層に向けたものに特化するよりも、近隣施設などの認知向上に向いていると言えますね。

ビズ男
(初心者)

なるほど!

言われてみれば地域のクリニックや運動施設などの広告をよく見かけますね。

飛行機・空港


飛行機内や空港は大規模な宣伝広告に向いている交通広告です。

日本全国や諸外国からの利用客で多くの人が訪れるため、電車やバスのように近隣施設や地域に特化した広告宣伝よりは、企業の認知向上やブランディングに高い効果を発揮します。

広告出稿が可能な媒体としては、機内誌・機内ビジョン、空港内の看板・DOOHなどが主で、イベントスペースを利用した広告出稿などが可能な施設もあります。

ビズ男
(初心者)

かなりスケールの大きい宣伝広告に利用するイメージですよね…。

利用するハードルは高そうですね。

ビズパ
先生

どの交通広告も広告代理店経由で広告出稿することになりますので、利用する側の人的負担はそんなに大差ないそうですよね。

もちろん電車やバスを利用した広告に比べて費用は大きくなることが多いですが。

ビズ菜
(ベテラン)

海外へ向けてのブランディング戦略や、インバウンド需要を見込んだアプローチで高い効果が期待できそうですよね。

そう考えると利用したい企業は数多くありそうですよね。

ビズパ
先生

実際、広告出稿が可能な媒体数より出稿を希望する企業数の方が多いそうです。

人気の広告枠への出稿はかなり熾烈な戦いだそうですよ。

タクシー


最近では背もたれ部分にDOOHが設置されていることが多いタクシーの交通広告。

タクシーを利用した交通広告には、DOOH、カードケースタイプの広告、ドア部分のステッカー広告や、車外へ掲示する車体ステッカーなどがあります。

電車・バス・飛行機などに比べると一度に大多数の人へアピールできるものではなく、またタクシーの特性上、エリアに特化した宣伝広告などには不向きです。

他の交通機関と比べると高所得者やシニア層が利用することが多いため、健康に関する商材・サービスなどが適していると言われています。

ビズ菜
(ベテラン)

落ち着いて広告を見ることができるので、オンライン広告への誘導なども頻繁に行われていますよね。

ECサイトへ誘導して商品購入への動線をデザインするなどの工夫が多く見られるように思います。

ビズパ
先生

他の交通広告と違って特定の地域・エリアにアピールする広告は不向きですからね。

全国どこでも提供可能な商品・サービスや、ECサイトを利用して購入できる商品・サービスに特化した交通広告と言えるのではないでしょうか。

交通広告の特徴・メリット

交通広告には多くの媒体が存在し、媒体によってその特徴やメリットも様々です。

多くの交通広告は不特定多数の人へ一度にアピールできるため視認性が高く、公共交通機関に広告掲出されているという点から信頼性が高いメディアと言われています。

交通広告の特徴・メリット ~高い視認性~

電車・バス・飛行機やその施設を利用した交通広告は一度の広告出稿で不特定多数の人へ見てもらえる可能性がある広告媒体です。

交通機関の利用者が手持無沙汰な時間に広告を見るため、広告物を注視してもらえるというメリットもあります。

ビズ男
(初心者)

なんといっても広告は多くの人に見られるのが大事ですよね。

電車やバス・飛行機なんかは一度に多くの人を輸送するので広告宣伝にはもってこいの媒体ですね。

ビズパ
先生

おっしゃる通りですね。

飛行機以外の媒体に関しては、エリアを絞ったターゲッティングが可能なので、コストに見合った広告出稿が可能な企業も多いはずです。

交通広告の特徴・メリット ~高い信頼性~

電車・バス・飛行機などの公共交通機関を利用した交通広告は、「公共の場」へ掲示されているというイメージから、広告物に感じる信頼性が高まるとも言われています。

企業の宣伝広告に公共性・信頼性が担保されるため、オンライン広告などと比較すると消費者の購入までの心的障害は軽減されていると考えられます。

ビズ菜
(ベテラン)

確かに交通広告は、広告の公共性を強く感じる媒体でもありますよね。

出稿前に一定の審査があることがほとんどですが、その分安心して広告出稿できるということでもありますよね。

ビズパ
先生

依頼から広告出稿まで審査などで一定の期間が必要なことも交通広告の特徴の一つですね。

一定の審査をクリアした広告物のみが掲出されていますので、自社の企業イメージに悪影響を与える可能性が非常に少ない点もメリットの一つと言えます。

交通広告の特徴・メリット ~高い反復性~

多くの交通機関は通勤・通学などで決まった時間に毎日同じ交通機関を利用する人がいる点も特徴の一つです。

こういった交通機関を利用した広告物には一度の広告出稿で掲出される期間が長いものが多く、繰り返し同じ広告物を見ることになるため、反復性が高く認知度向上に大きな効果が期待できます。

広告出稿時にエリアに特化したターゲッティングを行うことで更に広告効果を高めることが可能です。

ビズ男
(初心者)

電車のドア横広告では、教育関係の施設や習い事、ヨガやエクササイズなどの広告物をよく見かけるイメージですね。

これも通勤・通学で繰り返し見ることで効果が高まる広告宣伝ですよね。

ビズパ
先生

そうですね。

エリア、ターゲットを絞った上で繰り返し見ることで認知向上を図れるため、高い広告効果が期待できるのが交通広告の良いところですね。

交通広告における効果測定の変化

従来交通広告はその特性上、不特定多数の人へアプローチできる反面、効果測定を苦手としていました。

効果測定が難しい点はOOHに共通していることではありますが、最近では技術の進歩でこの課題を克服したサービスも広く展開されています。

ダイナミックビークルスクリーン

ダイナミックビークルスクリーンは埼玉高速鉄道がドア上広告として設置したDOOHの総称です。

デジタルサイネージに搭載されたカメラや最新のIoT技術などを利用して、乗客の広告閲覧数を匿名で把握、広告枠のインプレッション販売を可能にした交通広告として注目されています。

埼玉高速鉄道、リアルタイム情報が掲載可能なデジタルサイネージを全車両に導入

交通広告の役割と今後

交通広告には、効果測定の難しさや広告出稿に必要な費用など企業にとって障壁となり得る課題はまだまだあります。ですが、埼玉高速鉄道やその他のDOOHにおける事例のように、技術の進歩によってその課題は克服されつつあります。

今後も交通広告は、多くの人へ宣伝広告を行える広告媒体として進化し、その利用価値を拡大していくことが予想されます。

多くの人が利用する交通機関。そこには自社を広く知ってもらいたいと考える企業にとって、多くのチャンスが眠っているといえるでしょう。

(編集:ビズパ編集部)


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