<解説>フリーペーパー広告って効果はあるの?価格?配布方法は?


無料で読者へと届けられる情報誌「フリーペーパー」。かつては生活情報誌と呼ばれるものが多かったフリーペーパーですが、今やその内容は多岐にわたります。

街頭で無料配布されるものや、「タウンワーク」や「ホットペッパー」のように特定の場所にラックと合わせて設置されているもの、個人宅へとポスティングされるものなど、その配布方法も掲載される情報に適した方法が採用されています。

ビズ男
(初心者)

フリーペーパーって確かにたくさんありますよね。

僕の中では地域情報誌っていうイメージが強いです。

ビズパ
先生

昔は地域に特化した情報を発信することが多かったようですね。

有名なものですと就職情報誌やグルメ情報誌などがありますが、今はその他にもたくさんのフリーペーパーがありますよ。

本日はフリーペーパーについてその種類や配布方法、内容について解説していきます。

フリーペーパーとは?

フリーペーパーは掲載企業からの掲載料で運用され、読者へ無料で届けられる印刷物のことを指します。雑誌状になっているページ数の多いものはフリーマガジンと呼び区別される場合もあります。

フリーペーパーの起源は「free newspaper」と言われており、新聞に準じた形態のものを指し「無料広告紙」などとも呼ばれていました。1980年代頃から冊子類も多く配布されるようになったため、無料で配布される印刷媒体の総称として「フリーペーパー」という名称が一般的になりました。

かつては日本生活情報紙協会により定義付けがされていましたが、「生活情報誌の普及・発展を目指す」という当初の目的は達せられたとして、201810月に同協会は解散しています。

ビズ男
(初心者)

一般的には無料で配布される地域情報誌っていうイメージですよね。

かつてはハッキリした定義があったんですか?

ビズパ
先生

「特定の読者に無料で配布する定期発行の生活情報誌であること。」

「生活情報を記事と広告で伝えること。」と定義されていたようですね。

ビズ男
(初心者)

今の認識と大きくは違わないようですね。

一般に浸透したから協会が解散したっていうことですもんね。

ビズパ
先生

媒体環境が激変したのも解散の要因ではあるようですね。

平成10年から20年以上の間、業界を支える唯一の団体としてフリーペーパーの普及に尽力したそうです。

フリーペーパーの種類

フリーペーパーは印刷物の形態や掲載されている情報によって、いくつかの種類に分けられます。

タブロイド判

新聞のような印刷物を重ねて二つ折りにしたもので、新聞の半分のサイズで制作されたものをタブロイド判・タブロイド誌などと呼びます。

製本加工を必要としないため、比較的安価な広告掲載が魅力です。

 

冊子型

タブロイド判とは異なり、重ねた印刷物を中央でホチキス留め、中綴じ製本加工がされたものを指します。

サイズはA判、B判、特殊サイズなどフリーペーパーによって様々です。

冊子型のフリーペーパーの中でも、新聞社が発行しているものを「拡販誌」と呼ばれ、月1回発行、直接手渡しやポスティングなどで配布されています。

新聞社発行以外の冊子型フリーペーパーはフリーマガジンと呼ばれることもあります。

 

地域生活情報誌(タウン誌)

コミュニティーペーパーと呼ばれることもあります。

地域の情報に特化したもので、フリーペーパーの中では最も発行部数が多いと言われています。

 

ターゲットメディア

読者の属性を絞り込んだ情報を掲載するフリーペーパー。

主婦、学生、富裕層など様々な読者層にターゲッティングした情報誌があります。

 

ニュースペーパー

地域のニュース、情報を掲載しているフリーペーパー。

日刊で発行されているケースが多いです。

ビズ男
(初心者)

タブロイド判は街頭とかで配られているイメージですよね。

逆に冊子型のものを自宅にポスティングなどで直接届けられるものが多そうですね。

ビズパ
先生

フリーペーパーはその配布方法も多岐にわたっていますね。

掲載される情報や、その装丁などによって販促効果が高い配布方法が選ばれているそうです。

 

主なフリーペーパーの配布方法

街頭で配られるイメージが強いフリーペーパーですが、より販促効果を高めるためには、掲載されている情報に有益性を感じてもらえる読者層に狙って配布を行う必要があります。

それぞれの情報誌に適した配布方法として、個人宅へのポスティングや設置されているラックの利用など様々な方法が選ばれています。

 

駅やコンビニなど設置されたラックの利用

読者層を絞らず、幅広く配布を行う地域情報誌などに選択されることが多い配布方法です。

若年層に向けた就職情報誌や、クーポンブックなどもこの配布方法が一般的です。

ビズ男
(初心者)

「タウンワーク」とかみたいなイメージですよね。

コンビニや駅、書店なんかでよく見かけます。

ビズパ
先生

その地域の人に広く届けたい地域情報誌やタウン誌と呼ばれるものもこの配布方法が多いですね。

多くの人が訪れる色んな施設で見かけますね。

ビズ菜
(ベテラン)

クーポンを配布できるものも多いですよね。

エリアを絞って特典を配布できるので、販促効果は高いと言われています。

ビズパ
先生

クーポンブックにはデメリットもあると言われているんですよ。

有益な情報が少ないためリピートに繋がりにくく、特典の使用率だけが上がってしまうケースもあるようです。

新聞折り込みとして特定エリアに配布

タブロイド判のフリーペーパーで多く利用されている配布方法です。

シニア層に向けた情報を掲載する場合などに効果が高い配布方法でもあります。

ビズ菜
(ベテラン)

新聞はまだまだ購読数が一定数あるメディアですもんね。

新聞広告は毎朝のルーティンで目を通す人も多いですしね。

ビズパ
先生

折り込み広告の情報は消費者の購買行動に繋がりやすいという調査報告もあったそうですよ。

今もまだ日本では新聞の影響力は大きいようですね。

ビズ菜
(ベテラン)

若年層、特に一人暮らしの学生なんかにはリーチしにくい媒体ではありますよね。

新聞を購読している層に合う情報かどうかの判断が重要そうですね。

ポスティングによって個人宅への配布

冊子型のフリーペーパーで多く利用される配布方法です。

ページ数が多い冊子型の情報誌を街頭で配布した場合、自宅まで運んでもらう部分が障壁となり、効果が低くなる傾向があります。

富裕層の読者はラックが設置されている場所へ直接訪れる機会が少ないため、富裕層がターゲットの情報誌でもポスティングが使われています。

ビズ男
(初心者)

個人に有益な情報が多そうに見えますからね。

直接家に届いたものは一通り目を通してしまいますよね。

ビズパ
先生

実際エリアや属性などをある程度絞って配布がされていますからね。

経営者層へ絞った配布が可能なフリーペーパーなどもあるそうですよ。

ビズ菜
(ベテラン)

企業が今まで培ったデータを基に配布エリアの選定を行うサービスも増えてきましたよね。

ビッグデータやWeb広告との併用で更なる効果が期待できる配布方法ですね。

 
特定施設での直接配布

ママ・パパへ向けた育児情報誌や、高齢者向けの健康情報誌などで使われることが多い配布方法です。

育児情報誌であれば保育所や幼稚園など、高齢者向けの情報誌であれば健康施設や医療施設・福祉施設などで直接配布されています。

ビズ菜
(ベテラン)

掲載されている情報への興味・関心が高い読者へ届けられるのがメリットですね。

直接配布することで、目を通してもらえる確立も上がりそうですよね。

ビズパ
先生

その施設に訪れる多くの人に有益な情報を掲載できますからね。

絞ったターゲッティングが可能なフリーペーパーには効果的な配布方法と言えます。

ビズ男
(初心者)

病院とかだと待ち時間もあるのでついつい手を伸ばしちゃいそうですよね。

掲載されている情報に課題を抱えてる人が多いようなものだと、高い効果が期待できそうですね。

 

フリーペーパーへ広告を掲載するメリット

Web広告がその市場規模を拡大する中、オフライン広告の一種であるフリーペーパーは今もなお広告媒体として利用されています。その理由として、フリーペーパーにはWeb広告とは違った効果が期待できるという側面があります。

 

ターゲットの絞り込みが可能

フリーペーパーは地域に根差したタウン誌から、読者層を絞った情報誌まで様々なものが発行されています。情報誌の特性に合わせた配布方法が確立されているものフリーペーパーの特徴で、企業が情報を届けたいターゲットに絞った配布が可能です。

地域に届けたい情報であれば駅周辺のラックで配布するタウン誌、経営者層に届けたい情報であれば直接ポスティングを行う情報誌など、掲載するフリーペーパーを厳選することで、情報を求めている可能性が高い読者へ届けることが可能です。

 

比較的安価な広告料

利用するフリーペーパーによってコストは大きく違いますが、一般的に新聞折り込みやポスティングを単独のチラシで行うよりは安価で広告宣伝が可能です。一社単独で作るフリーペーパーでない限り、掲載企業からの掲載料で制作、配布されることとなります。

数社(時には数十社)の情報をまとめて印刷、加工、配布を行うことで単独で実施するよりも安価で提供できる仕組みを作り上げているのがフリーペーパーの特徴です。

ビズ男
(初心者)

なるほど!

フリーペーパーは比較的安く、幅広く情報を届けることができる広告媒体なんですね!

ビズパ
先生

その通りです。

新聞の購読をしていない家庭などに比較的安価で情報を届ける手段として、フリーペーパーのポスティングが使われることも多いです。

発行されているフリーペーパーの例

フリーペーパーは、「タウンワーク」や「ぱど」、「ホットペッパー」などラックに設置されている情報誌の認知度が高いですが、その他にも様々な形態・配布方法の情報誌が多数存在します。

 

JACLA ポケットMAGAZINE

自動車学校の職員から手渡しや、教習生へ書類と合わせて配布されているフリーペーパー。

JACLAは全国の自動車学校の内65%、約850校の自動車学校にネットワークを持っています。教習生は若年層が多いことから、社会人デビューする若者と企業を繋ぐコミュニケーションマガジンとして発行されています。

ビズ男
(初心者)

教習所で配られるものもあるんですね。

掲載されている情報は車に関することですか?

ビズパ
先生

そうですね。

自動車保険や予防安全装置搭載についてなど、車に関する情報が掲載されています。

リビング新聞

主婦層にターゲッティングされた地域密着型のタウン誌。

身近でお得な情報の掲載が魅力のフリーペーパーで、地域の女性が直接配布している点も特徴的です。

ビズ菜
(ベテラン)

地域の情報は主婦にとってはありがたいですからね。

配布方法もちょっと特殊なんですよね?

ビズパ
先生

各エリアごとに、配布を担当している「リビングレディ」という配布員によって各宅へポスティングされます。

リビングレディが土地勘のある自分の住むエリアで配布を行うので、確実な配布が出来るんですよ。

Seel

See(見て)×Feel(感じる)をテーマに立教大学を中心に配布されている学生向けフリーペーパーです。

大学生に新しい価値観を提供することを目的とし、「ひねくれた」視点でしっかりとしたテーマの内容を盛り込むことが意識されています。立教大学のフリーペーパー団体が立教大学の学生向けに制作しています。

配布箇所は立教大学学内を中心に発送対応も行っています。

ビズ男
(初心者)

ちょっと変わったフリーペーパーですね。

このフリーペーパーも定期刊行されてるんですよね?

ビズパ
先生

3回(4月、7月、10月)に発行されています。

発行部数は5,000部で毎号異なるカルチャーが掲載されているようです。

YOLO!

 葛飾区のママパパを応援する目的で発行されているフリーペーパー。

育児に役立つ濃い情報が掲載され、毎月20,000部が葛飾区・足立区の各地に設置、配布されています。

ビズ男
(初心者)

地域をかなり絞ったタウン誌ですね。

ここまで地域特化で作られていると有益な情報が多く載ってそうですよね。

ビズパ
先生

有益度の高い情報が載っているのもタウン誌の魅力の一つですね。

設置場所も幼稚園や保育園、小児科、産婦人科、歯科医院など主婦層が訪れやすい場所に絞って設置されているようです。

フリーペーパーの今後

フリーペーパーはWeb広告のように不特定多数の人に届けるものではなく、ターゲットを絞って届けたい情報がある場合に効果的な広告宣伝方法です。

新聞の購読世帯数は減少し、販促活動の主流はオフラインからオンラインへ変わっていくと言われています。そんなWeb主流の風潮が強まる中、フリーペーパー含むオフライン広告の、Webにはないメリットが再度注目されつつあります。

オンラインでは難しいターゲットの絞り込みや、エリアを絞った宣伝を行うことで、高い費用対効果が実現できるのも強みです。新聞などの有名媒体だけではなく、フリーペーパーは今後も広告媒体として注目していきたいですね。


オフライン広告のBIZPAでは、200種類以上のフリーペーパー扱っています。配布単価や配布方法、部数はもちろん、配布エリアやリーチ先など、貴社の目的に応じていくつものフリーペーパーをご案内可能です。

気になったフリーペーパー媒体があればWeb上からそのまま広告出稿の手続きが可能。また、無料の会員登録でフリーペーパーへの出稿価格の確認をすることもできます。

新しい広告施策やオフライン広告の検討に是非ご活用ください。まずは、BIZPAを覗いてみてくださいね。

関連記事

前の記事へ

オンリーストーリー、Zoom背景に着目した新たな広告サービスを提供開始

次の記事へ

ファストマーケティング、新型コロナ感染拡大を受けてBtoBマーケティングの実態調査を実施