大学生向け広告の種類や効果を徹底解説 | 『学食トレイ広告』や『学生発行のフリーペーパー』など媒体多数


大学生には、入学、免許取得、成人、就活、卒業など、様々なライフイベントがあり、それに関連した消費を期待できます。今回は、そんな大学生向けの広告に関する種類や効果、金額などを解説します。

大学生向けの広告とは?

大学生向け広告は、多くの大学生が利用する食堂、購買での広告のほか、学内書店でのサンプリングやキャンペーンブースなど様々な方法があります。主にキャンパス内を活用しながら学生へアプローチすることが可能です。

大学生への広告の効果を最大化するためには、広告の出稿目的を整理し、予算に合わせた効果的なエリアやプラン、各大学の特色を踏まえた上で選定する必要があります。

ビズ男
(初心者)

大学の偏差値や学部、研究分野によっても、

学生の特色は異なりそうですよね。

ビズパ
先生

その通りですね。

良い効果を得るためには、その大学にどのような学生が通うのかしっかりリサーチする必要があります。

 

日本国内の大学生の人数、規模について

大学生向けの広告をご紹介する前に、日本国内の大学生の人数や市場規模などについて解説します。

日本の大学生の数は、1971年度の約147万人から2020年度の約292万人と、50年間で約2倍となっています。学校数も増加を続けており、1971年度の389校から2020年度の795校とこちらも約2倍となっています。大学の進学率を見ると、1971年度の19.4%から2019年度は53.7%と増加していることが分かります。

大学は、その大学の偏差値や専門性、授業料により、そこに通う学生やその家庭の属性が分かります。また、大学の立地などから生活環境の悩みや課題を推測することも可能です。さらに、前述の通り、795校とかなりの数あるため、専門性×偏差値×立地など、さまざまな角度から属性を絞り込むことが可能です。 ※参考 : 旺文社 教育情報センター(http://eic.obunsha.co.jp/resource/viewpoint-pdf/202011.pdf

日本国内の大学生の人数は、東京都が約67.4万人と、全国の20%以上を占めています。2番目に多いのが大阪で約22.6万人、ついで愛知の約17.7万人、その後は神奈川、京都、兵庫、埼玉、福岡、千葉、北海道、広島、宮城、…と続きます。

地方別で見ると、関東地方だけで40%以上、近畿地方が20%程度、中部地方が15%、九州地方が8%、中国地方が5%、東北地方が4%、四国地方が1%という分布になります。

大学生向けの広告の種類・特徴、料金など

ここでは、大学生向けに実施できる広告メニューについてそれぞれ紹介します。

学食トレイ広告

各大学にある学生食堂のトレイにシール型の広告を貼り、食堂を利用する学生へ商品サービスを訴求します。食堂利用者が必ず見る広告であり、視認率も高い事からキャンパス内の広告媒体の中でも効果が高く、大学生向けの広告媒体でも人気の高いメニューです。

ビズ男
(初心者)

僕の通っていた大学の食堂だと、

先にトレーを持って列に並ぶ形式だったので、待ち時間とかはトレーに貼ってあるキャンペーンの告知や広告をよく見ていました。

ビズ菜
(ベテラン)

食事を受け取る前はもちろん、受け取ってから片付けまで、ずっとリーチし続けられるのはトレー広告ならではの強みですよね。

しかも、1社単独で広告を出せるメリットもありますし。

ビズパ
先生

そうですね。また、学食は基本的に学生の利用頻度も高いので、広告掲載期間中、何度も同じ学生に広告をリーチする事も出来ます。トレー1枚当たりの掲出料もそこまで高くないのも嬉しいポイントの一つです。


学食トレイ広告の詳細はコチラ


ポスター広告

大学の各所へポスターを掲示する広告手法になります。購買や学食の空きスペースへ設置する「キャンバスポスター」や、学食の食券購入者へアプローチ可能な「券売機ポスター」などがあります。

料金は、B3~B2程度のサイズを1カ月間掲示する場合で数万円になります。
 

ビズ男
(初心者)

学食の券売にもポスターで広告が出せるんですね?

今月のおすすめ定食とか載せたら売れそうですね!

ビズ菜
(ベテラン)

それじゃあ広告になりませんよね(笑)

過去には銀行や海外留学の案内、求人会社などの出稿事例があるようです

ビズパ
先生

そうですね。

学食には多くの学生が集まりますし、券売機の前では必ず立ち止まる時間が生まれますので、効果的な接触が期待できますね。


大学生向けポスター広告の実績例は、銀行、飲料メーカー、不動産、採用広告、レジャー施設、アルバイト情報サイト、音楽スタジオなど多岐に渡ります。

ポスター広告の詳細はコチラ


学食テーブルPOP


学食のテーブル上に三角柱のPOPを設置するものになります。食事中以外でも訴求可能となっていて、広告接触時間が長い媒体となっています。
料金は、1食堂あたり30個の設置で約15万円~になります。なお、POPのサイズは、縦200mm×横80mm×3面です。

また、追加料金で、POPへリーフレットを差し込むことが可能です。リーフレットを用意しておくことで、広告の内容に興味を持った大学生にさらに深いリーチが可能となっています。

ビズ男
(初心者)

学食のテーブル上にあったら、

無意識のうちに目が行きますね。

ビズ菜
(ベテラン)

そのPOPの内容に興味があれば、

リーフレットを手に取って詳細を確認することもありそうですね。

ビズパ
先生

まさにその通りです。

①POPで注目を集めて興味を惹き、②リーフレットで詳細な情報を提供する。

この段階を踏むことで、深いアプローチが可能となっています。


学食テーブルPOPの詳細はコチラ

大学生発行の雑誌・フリーペーパー

各団体の学生団体が発行している雑誌やフリーペーパーに広告を出す事が出来ます。大学構内で配布していることが多い為、読者の大半はその大学の学生が中心。

学生目線で商品やサービスを捉える記事広告では、オリジナリティあふれるコンテンツに仕上げてもらうことが可能。金額も一般的な雑誌やフリーペーパーに比べて安価に実施することが出来るため、学生ターゲットの広告では非常にお勧めです。

優秀な学生を獲得に向けた企業広告や就職活動のイベント広告、アルバイトの募集広告や旅行に関する広告などの出稿事例があります。

ビズ男
(初心者)

学生が発行しているフリーペーパーがあるんですね‥‥!

知りませんでした。

ビズパ
先生

定期発行されているものはもちろん、

大学祭やイベントの時に発行されるパンフレットで広告が募集されているケースも多々ありますね。ほとんどが、地元企業による協賛広告のようですが、多くの学生にリーチできる点では優れた媒体だといえますね。

ビズ男
(初心者)

なるほど!

OBOGとして、母校の学園祭のパンフレットに応援広告とか出してみても面白いかも…!

ビズ菜
(ベテラン)

確かに、面白いかもしれないですね。

発行部数で見れば、一般的なフリーペーパーの規模にはかないませんが、読者の濃さというか、しっかり学生向けにリーチできる点では良い広告媒体と言えそうですね。

学生発行のフリーペーパーの詳細はコチラ

大学構内に設置されたラックへのチラシ設置

ラックにリーフレットやパンフレットを設置する広告手法です。料金が比較的安いため、大学生向け広告の入口としておすすめの手法になります。
料金は、1キャンパス1枠当たり約1万円~になります。サイズは、A4まで対応可能で、5枠~注文可能です。

ビズ男
(初心者)

学食や購買の前にたくさん並んでいました。

今思えば、友達の会計を待っている間など、ちょっとした隙間時間に何気なく手に取って内容を確認していたかもしれないです。

ビズパ
先生

ほかの広告手法に比べて安価であるため、

大学生向けの広告を実施するなら、まずはこちらから試してみるのが良いかもしれませんね。



大学生向けのキャンパスポケットの実績例としては、電力会社、フリーマガジン、検定情報、旅行情報誌、FM番組表などがあります。

大学構内に設置されたラックへのチラシ設置の詳細はコチラ

 

学内書店を利用したプロモーション

全国の大学内書店を利用して、様々な方法でアプローチする手法です。

いずれの方法も、最低ロットは数万部~で、なくなり次第終了。実施期間は約1カ月~2カ月程度が目安になります。料金は手法によって異なりますが、1点当たり30~100円が一般的です。

例えば、購入した書籍を入れる袋へチラシ封入したり、学生が書籍を購入した際に使用される袋への広告を掲載したり、レジにて書籍購入者に対し手渡しでサンプリングする事が出来ます。

ビズ男
(初心者)

レジ袋に入れたり、手渡しで配布するのは良いですね。

確実に持ち帰ってもらう事が出来そうです!

ビズパ
先生

その通りですね。

書籍を購入する人は、学習意欲が比較的高い特徴があります。他の参考書、新刊書籍や資格関係の広告なんかをよく見ますね。

ビズ男
(初心者)

なるほど!

確かに、資格関係の広告は相性良さそうですね。

ビズ菜
(ベテラン)

あと、レジ袋の広告も面白いですね。

1人暮らしをしていると、レジ袋って何かと使えるから手元に残しておきますし、再度使う時にもう1度広告をリーチできるのは良さそうですね。

大学構内のイベントスペース

イベントスペースでキャンペーンブースを設置し、商品の販売やサンプルの配布などを行う方法になります。大学生に直接アプローチすることが可能なため、効果が上がりやすい手法となっています。

1キャンパス1日当たり約8万円~ですが、案件や大学によって費用は変動するため、事前に確認が必要です。また、首都圏以外ではロケハン費用が約3万円~かかるので、こちらも事前に確認が必要になります。

実績例としては、携帯キャリア、新聞社、化粧品メーカーなどがあります。

アドボトル


広告入りのペットボトルウォーターを直接配布する方法になります。教室や学食にも持ち込んでもらえるため、学内での注目度は抜群です。

料金は、1本当たり220円~290円程度で、5,000本からの発注になります。最小ロットの5,000本の料金は、約145万円~になります。

アドボトル広告の配布期間は約1カ月となっています。配り切りなのでムダなく広告が行える利点もあります。

ビズ男
(初心者)

学生の頃はあまり考えずにもらっていましたが、広告の一種だったのですね!

無意識のうちに利用していました。

ビズ菜
(ベテラン)

ポスターやパンフレットのような広告感の溢れるものを嫌う消費者もいるそうですからね。そのような層にもアプローチできるように考えたのではないでしょうか。

ビズパ
先生

その通りですね。

「広告らしくない広告」を利用することで、消費者へ潜在意識にアプローチすることができます。

その他プロモーション

その他、大学構内や大学生向けに実施できる広告例をご紹介します。

・大学構内でのサイネージ放映 2週間
 約50万円~

・割りばし広告(エコバシ) 1万膳~
 約134万円~

・駅貼りポスター 1枚1週間 
 約2万円~

・通学路フラッグ広告
 約90万円~

・マスクホルダー設置 1万枚
 約50万円~

・学生新聞・フリーペーパー 1,500部
 約1.8万円~

・サークルサンプリング 5,000部
 約25万円~

 など

大学生に向けて広告を発信するメリット5選

大学の属性によってターゲットが絞れる

大学生には、その通っている大学ごとに、偏差値、学習分野、住んでる場所、家庭環境、教育環境などの属性に特徴があります。 

例えば、女子大学であれば女性向けの化粧品やスムージーなどの広告がマッチしますし、理系分野の大学であれば関連書籍の広告や専門雑誌の広告は好まれるかもしれません。

各大学ごとの特徴を利用してターゲティングを行うことで、効率的な広告を打ち出すことが可能です。

興味のある分野が想定しやすい

大学生には、入学、免許取得、成人、就活、卒業など、様々なライフイベントがあり、それに関連した消費を期待できます。
また、バイト、遊び、飲み会、旅行、出会い、サークルなど、興味や悩みもある程度予測することが可能です。

ビズ男
(初心者)

たしかに大学生の頃は毎日遊んで楽しかった記憶があります。

大学生はいつの時代も遊んで過ごしている人が多いイメージです。

ビズ菜
(ベテラン)

私は勉強と遊びを両立させるように過ごしていました。

遊んでいる大学生だけでなく、将来を見越して自分から進んで勉学に励む大学生もたくさんいると思います。

ビズパ
先生

いずれにしても、ライフイベントや日常生活でのイベントが多い時期であることには間違いないので、この点を利用すれば費用対効果の高い広告にすることができそうですね

 

SNSや口コミで拡散されやすい

大学生を始めとした、今の若い世代へのSNSの普及率は凄まじく、SNSを利用していない人を探す方が難しいほどです。このSNS上で情報が拡散されることもあり、「バズ」(=SNSを介して口コミで話題になること)が発生すると、広告を打ち出している地域に限らず、全国の大学生や大学生に近い世代にアプローチすることが可能です。

ビズ男
(初心者)

今の時代の拡散力はすごいですからね!

でもどうしたら拡散されるようになるんでしょうね。

ビズ菜
(ベテラン)

「話題を作る」ことが効果的だと聞いたことがあります。

誰もが知っている例としては、江崎グリコが行っている、11月11日を「ポッキーの日」とすることで消費者の購入意欲を刺激しています。

ビズ男
(初心者)

たしかに、

そういうイベントなどは拡散したくなりますね。

また、サークルやバイトなど複数のコミュニティに属している人がほとんどであり、オフラインでの口コミによる情報の拡散も期待できます。

ビズ男
(初心者)

普段の雑談で、

ふと目にしたものなどは話題にすることが多いですからね。

購買行動に繋がる時間やイベントが豊富

大学生は、時間が最も豊富にある時期だといえます。春休みや夏休みなどの長期休暇のほか、土日や授業のコマの隙間時間など、比較的自由に時間を使う事が出来ます。

また、自動車免許の取得や成人式、卒業旅行など様々なイベントを経験するため、それに伴って購買行動が期待できます。これらは大学生ならではの大きな特徴の1つとして考えられます。

将来の顧客を抑えることができる

大学生には、大学を卒業後、就職、結婚、車・家の購入など様々なライフイベントが待ち構えています。LTV(Life Time Value:顧客生涯価値)のことを考えると、心を掴んでファンにしておきたい対象になります。

ビズ男
(初心者)

学生の頃の思い出は、ずっと覚えているものですからね。

食堂であんなもの配っていたなーなどぼんやりと覚えていますよね。

ビズ菜
(ベテラン)

それがインパクトに残るようなものであれば、

ずっと覚えていてもらえそうなものですよね。

ビズパ
先生

その後の長い人生における消費活動のきっかけにもなり得るため、大学生への広告は、短期的な売り上げだけでなく、長期的な消費活動のポイントにもなりそうですね。

まとめ

大学生への広告には、様々な種類があり、あらゆる方法でアプローチすることが可能です。また、大学によって、年齢や住んでいる地域のほか、偏差値や趣味趣向に傾向が見られるため、その大学の特徴を押さえることで効率的な広告を打ち出すことができるといえます。

大学生への広告を成功させるためには、それぞれの広告メニューの特徴を把握し、総合的に検討した上で出稿を決定することが重要です。

本記事を参考に、大学生への広告を検討されてみてはいかがでしょうか?


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