創刊から50年を超える神戸市の地域情報誌『Dジャーナル』 | メディアインタビュー

神戸市内で配布されているフリーペーパー「Dジャーナル」。1969年創刊と、フリーペーパーの中でもかなりの歴史を誇る媒体です。今回はそんなDジャーナルの誌面や読者の特徴、反響事例など、代表の平井様にお話を伺いました。

――Dジャーナルの特徴を教えてください。

創刊から50年を越えている地域情報誌で、元々は「団地ジャーナル」という名前で始まった媒体です。昔は団地というと、今で言うタワーマンションのような憧れの存在で、色々なエリアから人が引っ越して来ていました。そうした中で、地域情報などが分かる一つの情報ツールが必要だろうということで、そこにお住まいの学校の先生が作ったのが始まります。

――創刊から50年以上というと、全国のフリーペーパーの中でも最も古い部類に入りますね。

はい、長年愛されてきた、読者との距離が近い媒体だと思います。読者の方からのアンケートも非常に多くいただきますし、毎年お中元やお歳暮を送ってくださる読者の方もいらっしゃいます(笑)。私自身、8年前にこの媒体に携わるようになったのですが、すごく驚きました。

団地ジャーナル(現Dジャーナル)の創刊号

――発行部数10万部はほとんどが直接のポスティングでしょうか?

99%ポスティングで配布しています。外部のポスティング会社を使うのではなく、自社で関わりのある方々にお願いをしていて、単純な仕事というよりも、「Dジャーナルだから協力する」といった感じで手伝ってくださっている方も多くいらっしゃいます。

――読者はシニアの方が中心になりますか?

そうですね。シニアの方も多いですが、家族間で回し読みのような形で見ていただいているケースが多いと思います。夏休みのイベントの告知をすればファミリーの方の反応が多いですし、病気についてのセミナーを行えばシニアの方からの反応も多いですし、大きな偏りは見られないですね。本当に普通のファミリーに見られているといったイメージです。

――関連する記事と一緒に広告が記載されているケースが目立ちますが、連動されているのでしょうか?

はい。昔は広告と関連する記事が同じページにあると、提灯記事(ちょうちんきじ)と言われて嫌煙される事もありましたが、やはり記事の内容に近い広告が記事下にあったほうが広告主の魅力が読者に伝わりやすく、反応も良いので、出来るだけ関連性があるようにしています。広告に合わせた記事を書くこともあれば、記事に合わせて広告を募集することもあります。

――出稿されるクライアントはどのような業種の方が多いですか?

医療関係や私立の学校などの教育関連、後は弁護士や行政からの出稿が多いですね。逆に地域のフリーペーパーにありがちな、飲食店の出稿は少ないです。

――反響事例について、いくつか教えて下さい。

100歳を超えても活躍されていた有名な神戸出身のお医者様がいらっしゃって、毎年神戸で講演を行っていたのですが、Dジャーナルに広告掲載するたびに申込みが増えて、神戸文化ホールの中ホールで行う予定だったのが大ホールに変更になったことがありました。

また、高齢者住宅が新しくオープンする際に、新聞の4大紙や他のフリーペーパーにも同時に出稿されたのですが、Dジャーナルの反応が一番良かったそうで、それ以降毎月のようにご掲載頂いた事例もあります。

――子供向けの広告での反響事例はありますか?

私立の学校が主催している夏休みのキャンプの集客にご利用された際に、毎年集客に苦労されていたのが、Dジャーナル掲載後あっという間に定員オーバーになったそうです。また、病院主催のキッズセミナーの集客でも、すぐに定員オーバーになったとい聞いています。

――ファミリー向けの反響事例はありますか?

あまりDジャーナルの事を知らない温泉施設の方で、最初は少し反応を疑うような慎重な雰囲気だったのですが、実際に割引券付きの広告を出稿したところ、「今までやってきた媒体の中で一番効果が良かった」と言って頂いたことがあります。

――意外な反響があった事例はありますか? 

お墓の広告の掲載があった際、正直に言うと「フリーペーパーで何百万円もするお墓は売れないのでは…」と疑っていました。「反応がなくて何か言われたら嫌だな…」と思っていたのですが(笑)、広告主様とお会いした際に向こうから握手を求められて、「◯基売れたよ」と喜んで頂きました。

――広告を扱う上でのポリシーはありますか?

広告主様と一生懸命会話をするようにしています。お客様と一緒にイベントを開いたり、広告の掲載だけではない繋がりも大切にしていて、掲載された広告主様同士を繋げたりすることもありますし、誌面以上の繋がりを持ちたいということは常に心がけています。

――Dジャーナルプラスについて教えて下さい。

基本的な内容は普段のDジャーナルと全く同じで、3カ月に一回3,000部をプラスした103,000部を発行しています。増刷分は神戸市職員の退職者会宛に郵送しています。
シニアもしくは医療についての特集ページが入りますので、シニアをターゲットにされている広告主様におすすめの号になります。部数は少し増えますが、価格は通常のDジャーナルと同じなので、お得なパッケージになります。

――通常のDジャーナルでも特集企画はありますか?

特定のエリアについての特集をする場合があります。前回はマンションデベロッパーさんとコラボレーションした企画で、デベロッパーさんからは「これで効果なかったら二度と出稿はないからね」と言われて怖かったのですが(笑)、かなり反響があったらしく、「この沿線で集客するときは必ず声かけます」と言ってくださいました。

――出稿を検討している方に一言お願いします。

ただ広告枠を掲載するだけではなく、広告主さんの思いをしっかり伝えていきたいと思っています。連動する記事を書いたり、取材をしたりと、ご協力出来ることが沢山あるかと思いますので、まずは気軽にお問い合わせいただいて、ご相談頂ければと思います。

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代表社員
平井 宝子 様
フリーランスのライターから弊紙の発行を継続するために起業。神戸で生まれ育ち、結婚、子育て、介護と経験した平凡な主婦でもある。暮らしの中でのお役立ち及びハッピーな話題の提供を心掛けている。

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