アイセイ薬局 - 待ち時間を使ったプロモーション | メディアインタビュー

地域に根差し、そこに暮らす方々の健康サポートを行っている調剤薬局『アイセイ薬局』では、デジタルサイネージやサンプリングなど、薬局を利用するシニアを中心とした健康志向層へアプローチできる広告媒体を運営しています。今回、そのメディアの特徴や出稿事例について、株式会社アイセイ薬局の佐藤様にお話を伺いました。

――調剤薬局のストアプロモーションについて教えてください。

弊社は約400店舗の調剤薬局を運営、月間で約65万人の方が来局されます。このネットワークとトラフィックを活かして、店舗を広告プロモーションの場として提供しており、ヘルスケア関連の商品やサービスをお持ちのクライアントを中心にご活用いただいております。

――調剤薬局ならではの特徴って何かありますか?アプローチ可能なターゲットについても教えてください。

お越しくださる方は皆様何かしらの病気や心身の不調を抱えており、また、病院の受診後に弊社店舗へ訪れることもあり、健康情報への関心が高い状態だと考えています。業態の特性上、お待ちいただく時間がどうしても発生してしまうのですが、弊社媒体はこの待ち時間を活用することで店舗内に滞留する感度の高いターゲットに訴求ができます。

メインターゲットは、来局の約半分を占める60歳以上のシニア層です。ちなみにコロナ禍でも、シニア層に関しては、来局者数の減少はほとんど見られませんでした。こういった状況下においても安定してトラフィックがあるという点は、医療機関である調剤薬局の特徴だと思います。

――具体的にどんな広告媒体がありますか?

アイセイ薬局のストアプロモーションでは「ヘルスケアビジョン」「薬局内ポスター掲出」「ヘルスケアサンプリング」「ヘルス・グラフィックマガジン」という4種類の媒体を保有しております。

――まず、「ヘルスケアビジョン」について教えてください。

「ヘルスケアビジョン」は店舗内に設置されたCM放映可能なデジタルサイネージです。

大きな特徴は放映店舗ネットワーク。他の調剤薬局ともアライアンスを結ぶことで、現在では調剤薬局約1,400店舗(20218月現在)での放映体制を整備しました。 

来局される方の平均待ち時間は1520分程度です。この時間を有効利用してすべての方が少なくとも1回は視聴できるように番組編成を行っております。

患者さまアンケートによると、86%の方が少なからず「ビジョンを見ている」と回答されていますので、注目度の高い媒体であると考えています。また、各店舗への放送は個別に制御しているので、放映する店舗を、エリアや科目を指定することで絞り込むことも可能です。

――次に調剤薬局での「ポスター掲出」ですが、どんなメリットがありますか?

「ポスター掲出」はオーソドックスな広告媒体ですが、調剤薬局店舗という限られた空間内に常時メッセージが露出できるのは、デジタルサイネージにはない魅力です。

弊社ではリーフレット入りポケットをポスター面に貼り付け設置するメニューも用意しています。これにより店舗外でも継続して情報に接触する機会を創出できます。

――3つ目のサンプリングについては、サンプルを薬剤師さんが手渡しで配布するんですよね? 

はい、「ヘルスケアサンプリング」は、投薬時に薬剤師から直接手渡しを行います。

届けたいターゲットだけにリーチできる媒体として非常に人気があります。受け手側からすると、「薬剤師のおすすめ」という印象を持つため、商材に対する信頼感の向上も期待できます。

――4つ目の「ヘルス・グラフィックマガジン」とはどんな媒体でしょうか?

「ヘルス・グラフィックマガジン」は10年以上にわたって自社で編集・発行を行っている健康系フリーペーパーで、編集タイアップ枠と純広告枠をご用意しています。

ヘルス・グラフィックマガジン(表紙例)

ヘルス・グラフィックマガジンは、弊社のブランディングも兼ねた冊子で、ストアプロモーションでも特にシンボリックな媒体です。健康情報はどうしても堅苦しい表現になりがちですが、当誌ではグラフィックを活用することで、楽しく、かつ分かりやすい表現でヘルスケア情報を読者にお届けしています。

ヘルス・グラフィックマガジン(中面例「食中毒」号)

――ユニークな表紙に興味をそそられますね…!しかも、中面もインパクト抜群!その他にも調剤薬局で実施可能な広告プランはあるのですか?

他にも、ヘルスケアビジョンを活用したコンテンツ連動企画や、協会けんぽ様協業の専売企画なども扱っています。これらのラインナップを活用することで、認知・リーチ、商品理解、さらに商品体験フェーズまで構築することができます。

さらに、弊社保有の店舗来局者データやレセプトデータを活用することで、年齢、性別、応需科目、疾患などでセグメントした媒体提案が可能です。

――広告の出稿事例について教えてください。

ヘルスケアに関連する商材やサービスが中心で、製薬、食品、飲料、調味料、衛生用品、日用品など、様々な業種・ジャンルでの出稿実績があります。その他には、官公庁系の出稿など来局者属性を的確にとらえた事例も目立ちます。

リピートで出稿いただくケースもあり、一定の効果を提供できているのだと感じています。特に季節商材においては、「前年施策の反応が良かったので、今年も同じ時期に実施したい」といったご相談をいただくことも増えています。

――今までどのような反響がありましたか?

ヘルスケアビジョンでは、弊社店頭で取り扱いのある商品のCMを放映したところ、前年同月比で売上が140%になりました。

また、ヘルスケアサンプリングでは、試供品を配布した来局者さまから「この商品はここで買えるの?」といったお声をいただくことが多くあり、そういった場合は、都度商品を仕入れて販売していますので、実売につながる施策になっていると思います。

ヘルス・グラフィックマガジンについては、編集タイアップで掲載した化粧品の広告で、無料トライアルから定期への引き上げが20%を超えるという、非常に高い効果を出した企画もありました。

いずれもアナログの媒体ですが、リアルな場を持っているからこそできるリコメンドや実売へのシームレスな連携というのは特徴の一つです。

――今後の展開について教えてください。

残念ながら店舗スペースには限りがあるため、店舗空間に依存しないサービス等を開発することで事業領域の拡大を進めています。

例えばAISEI DESIGNというサービスがあります。ヘルスケア領域特化型の受託制作サービスで、これまで培ってきたヘルス・グラフィックマガジンの制作ノウハウを冊子の枠を超えてご提供しています。ヘルスケア関連の制作物はどうしても堅くて画一的な表現になりがちで、そこに課題を感じているクライアントから多くのご相談をいただいております。

また、現在、健康情報のWEBメディアの立ち上げに向けて作業を進めており、サイト公開後のしかるべきタイミングで広告枠の導入を考えています。公開は20219月を予定していますので、ぜひ楽しみにしていてください。

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株式会社アイセイ薬局 
コーポレート・コミュニケーション部 ストアプロモーション担当
佐藤 吏 様

OOH系広告代理店でのメディアセールスを経て、2019年に株式会社アイセイ薬局に入社。ストアプロモーション事業の運営及びセールスを担当。


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