サイカ、「テレワーク環境下でのセミナー開催に対する意識調査」の結果を発表

テレワークの導入拡大に伴い、オンラインでの開催が急増したセミナーについて、株式会社サイカは、「企業の広告宣伝担当者201人に聞いた、テレワーク環境下でのセミナー開催に対する意識調査」を実施し、今後のセミナーについて、オンライン・対面のどちらで開催していく意向なのか、また、その理由や課題について調査しました。

「感染拡大の状況下で行った自社セミナーへの対応」についての質問では、特に対応をとらず、「全て対面で開催した」と回答した広告宣伝担当者は全体のわずか1%にとどまり、98.9%の担当者がオンラインへの移行や中止等、何かしら開催方針を変更したと回答しました。その内の36.8%が「全セミナーをオンラインで開催した」、30.8%が「一部のセミナーをオンラインで開催した」と回答し、約7割の企業で自社セミナーをオンライン化した、という結果となりました。

出典:株式会社サイカ

ただし、その7割の内、50.7%の担当者が「一部対面での開催に戻す」、14.7%の担当者が「全て対面での開催に戻す」と回答しており、合わせると6割以上の企業で、オンライン化したセミナーを対面での開催に戻す意向であることが分かりました。

出典:株式会社サイカ

その理由として半分以上の担当者が挙げていたのが、「参加者とのコミュニケーションがとりにくい(57.3%)」、「参加者との関係構築が難しい(50.6%)」の2つで、オンライン開催におけるセミナー参加者との交流の難しさを感じている担当者が多くいる、という状況がうかがえる結果となりました。

出典:株式会社サイカ

一方、2つ目の質問で、オンライン化したセミナーを、今後も継続して全てオンラインで開催する意向を示した27.2%の担当者が挙げたその理由の内、最も多かった3つが、「対面での開催だと感染リスクへの懸念から集客が難しい(75.7%)」、「自社のセミナーで感染が生じるリスクを排除しきれない(62.2%)」、「感染が収束していない状況で対面開催することで企業イメージに悪影響が生じる恐れがある(59.5%)」と、全て新型コロナウイルスの影響を受けてのものでした。

ビズ男
(後輩)

時々オンラインでのミーティングやセミナーに参加しますが、

確かに対面に比べて、空気感みたいなものが伝わりずらいですよね。

細かいニュアンスが伝わってこなかったりとか。

ビズ菜
(先輩)

どうしても細かい表情まではわからなかったり、僅かなタイムラグが生じたりしますからね。

あと、発言しようとして他の方と声が重なってしまったりとか。

ビズ男
(後輩)

すごくわかります。気まずくなりますよね。

ただ、コロナウイルス終息の見通しも立ってないですし、当面の間はオンラインでのミーティングやセミナーが続きそうですね。

ビズ菜
(先輩)

そんな今だからこそ、

5GやVR等の最新テクノロジーを有効活用した新しいミーティングやセミナーの登場に期待したいですね。

配信元:https://www.atpress.ne.jp/news/220579

(編集:ビズパ編集部)


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