京王エージェンシーとジーニー、広告の新しい価値計測に向けた実証実験を開始
株式会社京王エージェンシーと株式会社ジーニーは業務連携し、デジタル広告効果の可視化や新しい広告配信手法の検証を目的とした実証実験を2020年7月より開始しました。実証実験は、京王井の頭線下北沢駅に設置されたデジタルサイネージ「下北沢K-DGボード」と、京王井の頭線吉祥寺駅に設置されたデジタルサイネージ「吉祥寺K-DGボード」で行われます。
それぞれのデジタルサイネージにWi-Fiスポットを設置し、個人を特定できないよう匿名化を施した上で、人数、性別、年齢、居住地(統計データ)といったユーザーデータを取得し、それを分析することで、対象となるそれぞれのデジタルサイネージの広告視認可能者数やその属性についての推定が可能となります。
さらに、よりフレキシブルな配信指定への対応を実現する広告配信プラットフォームを目指し、オーディエンスの属性に合わせた広告の配信や、プログラマティック配信等、多様化するニーズに応えられる手法についても検証を行います。
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ビズ男
(後輩) -
デジタルサイネージって、広告を表示するだけではなくて、そこから視聴者データを取得することもできるんですね。
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ビズ菜
(先輩) -
そうですね。
そうしたデータを基に、どの広告が「誰に」「どれだけ」見られたのかを分析すれば、オンライン広告同様に、その広告の価値や効果が測りやすくなるので、より精度の高い広告を発信していくことができるようになりますね。
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ビズ男
(後輩) -
例えば朝の通学時間帯には、学生向け商品の広告を発信したり、夜の会社員の帰宅時間帯には社会人向けの商品の広告を発信したりと、その時間帯に最適な広告を発信できると良いかもしれませんね。
2019年度のデジタルサイネージ市場規模は、2,840億円(前年度比122.4%)の見通しで、今後も増加傾向が予測されており、2024年度には4,180億円に達することが見込まれています。
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ビズ男
(後輩) -
デジタルサイネージの伸びはすごいですね。
今後、属性やエリア、時間帯でサイネージをコントロールできるようになれば、
より媒体価値が上がっていきそうですね。
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ビズ菜
(先輩) -
そうですね。
数年後には新聞を抜いて、インターネット、テレビに次ぐ広告媒体になっているかもしれませんよ…!
配信元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000060776.html
(編集:ビズパ編集部)
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