ピアラ、MAツール「RESULT MASTER 」のFacebookコンバージョンAPIの連携を開始

ヘルスケア、ビューティ、食品領域でKPI保証サービスを展開する株式会社ピアラは、独自MAツール「RESULT MASTER 」のバージョンアップ開発を行い、Facebook社の「コンバージョンAPI」を連携し、「カスタムオーディエンス」にも対応した仕様の提供を開始したと発表した。

株式会社ピアラの提供する「RESULT MASTER」は、広告効果の計測データやCRMデータをDMPへ蓄積、また蓄積したものの分散しているデータを解析・統合し、結合データを様々な分析やCRM施策に活用できるB to C 通販事業に特化したMAツール。

この「RESULT MASTER」にFacebook社のコンバージョンAPIを連携させることで、Cookieに依存しない広告効果の計測を可能となった。

同システムを導入することにより、FacebookInstagram広告の運用や広告効果の測定に不可欠な機能であるコンバージョンAPIやカスタムオーディエンスが利用可能となり、データ変換処理などの広告主の手間を省くことができる。また、サードパーティCookieが不要になるだけでなく、Cookie利用時よりも、住所・氏名・生年月日・性別などの、より詳細な顧客情報細かな条件によるターゲティングや類似ターゲティングによる配信が可能となり、CV拡大やCPA減小などの様々な効果が期待できるといったメリットがある。

今後出てくるであろう他の脱Cookie技術においても、速やかに対応できる環境を構築していく。

これまでのウェブ広告はサードパーティCookieを用いることでユーザーの特徴やユーザー個人を特定し、複数のサイトにまたがって追跡して、ユーザーの興味関心に適応した広告配信を行い、効果を測定していた。ただ、プライバシー保護の観点から、規制が強まっており、Appleのブラウザ「Safari」では、既にサードパーティCookieが完全にブロックされており、Googleのブラウザ「Chrome」も、サードパーティCookieのサポートを2022年までに段階的に廃止するという公表している。


前の記事へ

BtoBマーケティングについて徹底解説!|企業間取引での見込み顧客獲得や接触方法・機会の創出

次の記事へ

自動車・バイク関連の雑誌広告媒体10選|広告出稿の傾向など